同じ事柄でも、表現の仕方によって随分捉え方が違ってきます。
更に対処法も変わってきます。
例えば「反復」について。
「反復」はスポーツを始め学習や技術の修得等、
色々な場面で使われています。
SMIコンセプトの柱でもあります。
通常はこうです。
「大切なことだから、繰り返し繰り返しやろう。
反復して覚え込もう、身につけよう。」
そうすれば確かに覚えられますし、身に付きます。
しかし一方では、大切ではないことも
繰り返せば身に付いてしまいます。
困ったことです。
大胆に言えば
脳への入力時に
脳は「大切なこと」と「大切でないこと」
の区別はできないということです。
脳は 善かれ悪しかれ、
反復されたことが「大切なこと」なのだと判断します。
そしてそれを記憶し、素早く反応してくれます。
世に言う「大切なこと」は
私たち一人一人にとって大切なことではないかもしれません。
一人一人にとって大切なことは
自分自身が繰り返してきたことです。
潜在意識(脳)は忠実にその責務を果たして来ました。
そして現実の今の姿があります。
何を反復するかが大切ですね。
より良い明日のために。
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